2016年の良かった音楽 その1
2016年に発売された音源からライブ盤やコンピ、ベストなどは除いて良かったやつを15枚選んでみました。巷では気合を入れて50枚とか選んでる人もいるみたいところですが、そこまで熱心に音源を漁ってないので15枚です。10枚だとちょっと勿体ない気がするので15枚です。
あと、ブログがだいぶ重たいので3回に分けて更新しまーす。
「Honey」Peals
Future IslandsとDouble Daggerのメンバーが片手間でやってるギターアンビエントユニットですね。これが通算2枚目のアルバムで前作も最高に微睡めるんですが今回もクソ最高ですよ。極限までろ過したキラキラに澄み切ったフレーズをループさせ幾層にも積み重ねっていった煌めきの塊のようなサウンドっす
「TOSS」トクマルシューゴ
実は「EXIT」以降の2枚があんまり好みではないんですけど今回は大ヒットですよ。
ピアノ弾き語りの「ROUTE」、アンセム「HIKAGENO」、幾何学的なフレーズから開放的なサビへの繋ぎが美しい「HOLLOW」など歌心ある楽曲がたっぷり!大満足!
[ラジカセ24時間連続再生-1] Shugo Tokumaru (トクマルシューゴ) - Hikageno (24H Edit)
「More Rain」M Ward
これ凄く良い作品ですよ!ピッチフォークなんかでレート低いですが全然分かってませんね。この人もちょうど10年くらい前に「Post War」という素晴らしい作品を出しててこの作品は私の長年のフェイバリットだったんですが、それ以降はズーイー・デシャネルちゃんとShe & Himを始めたりと知名度も実力も広まったわけなんですが楽曲の質自体は個人的に物足りないものがあった。本作はこれまでの未消化感を吹っ飛ばしてくれるアコースティックメイン、フィンガーピッキングの温みを存分に感じられる良作ですよ!
「Stage Four」Touche Amore
いつもピッチフォークで8.0とかの微妙に高いレートをとるけどBNMに選ばれないことに定評のあるTouche Amoreの新作です。
何やら意味深なタイトルですが確かに次のステージに降り立ったという感触を感じる作品ですね。激情HC、スクリーモだとかそういう狭いジャンルに括られないダイナミックでスピード感あふれるパンクですよ。
「Tender Defender」Tender Defender
知ってる人たちの間ではかなり大物なLattermanというバンドがいたんですが、これはその元Lattermanのメンバー3人によって結成された新バンドです。つーか音的にLattermanですコレは。もう1曲目のイントロの時点で最高です。エアドラムしたくなります。