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ネココネコロガール

音楽の話題

3月の新作総まとめ その1

 

ファンタジー・エンパイア

ファンタジー・エンパイア

 

 「Fantasy Empire」Lightning Bolt   5.0/10.0

 

ここ最近のライトニングボルトって「1曲目のイントロかっけー!ドラムやべー!」「2曲目もテンションたけー!」「3曲目ー!また同じくテンションが高い曲だー!!と来て知らないうちにzzzzzzってパターンが多いです。スタイル的に曲の個性を大して重要視しないバンドだってことは重々承知ですが流石にマンネリ化しすぎなような気がします。

個人的に彼らの最高傑作は2nd?の「Ride The Skies」だと思うのですが、この作品はサイケっぽいフレーズのループだったり音の居合抜きに徐々に鬼ドラムが乗ってくるなど緩急が強めな曲が多く、曲と曲の個性がハッキリしてます。「Hayper Magic~」あたりから今のスタイルが定着してしまっているような気がしますので次は大きな変化が欲しいです。

 

 

 

 

 

パラード

パラード

 

 「パラード」ザ・なつやすみバンド  7.2/10.0

 

メジャーデビュー作。前半に清涼感のあるポップチューン、後半に従来の形に近いしっとり目のバラードと安全策かなーと。スティールギターの客演が印象的な「ユリイカ」は名曲かなーと。ただ、メジャーのバンドとして演奏力に不安があり、先述した客演ミュージシャン達の力が大きいと思います。このクオリティーをライブでも再現できれば大したものではないでしょうか?

あと、折り畳み式のジャケットが鬼カワイイです。

 

 

 

 

 

 

Hexadic

Hexadic

 

 「Hexadic」Six Organs Of Admittance 4.0/10.0

 

ドローン、ドゥームとサイケデリックフォークが折衷した前作「Ascent」は2012年の個人的な年間ベストにノミネートするくらい好きな作品だったんですが今回は全曲ドゥーム、スラッジで全編を通してとにかくうるさくて重い。前作の延長のような作品を期待してたんですが、これはウーンってな感じ。好きな人にはたまらない音だと思いますが....

 

 

 

 

 

 

 

Gliss Riffer

Gliss Riffer

 

 

 

「Gliss riffer」Dan Deacon 8.2/10.0

 

ピッチフォークでの低評価&ジャケットで避けてる人も多いかと思いますが良いですよコレ!前作のコンセプトアルバムより断然良い!オリエンタルな雰囲気のある萌え萌えな女性ボーカルがフューチャリングされててアジアっぽいキッチュな雰囲気が大好きな人間としてはツボ。良い作品!

 

 

 

 

 

 

 

トカレフ

トカレフ

 

 

 

トカレフ大森靖子&THEピンクトカレフ 7.1/10.0

 

最初で最後のアルバムだそうです、茶番臭が漂いますが音自体は中々。「新宿」のアレンジなんかタイトでかっこいい。

現在、レコ発ツアー中の大森さんなんですが地方の公演はほとんど弾き語りみたいなんですよ。アレンジを盛りに盛りまくった「洗脳」の楽曲を弾き語りで再現するのなんて無理ゲーですし、巧いプロのミュージシャンをサポートで雇うなら、いっそのこと安上がりなピントカでツアー回ったほうがいいんじゃないですかね?ライブで演奏できないならレコ発なんて企画するなって話ですよ。

 

 

 

 

 

The Republic (import)

The Republic (import)

 

 

「The Republic」Sam Prekop 6.5/10.0

 

シー&ケイクのサムのソロ作品です。彼はこれまで何枚かソロ作品をリリースしており、基本、シー&ケイクの作品の延長線上というべき歌モノが主体だったのですが今回はボーカルは一切ナシ!ギター封印!シンセサイザーメイン!と勝負に出た感じがあります。シー&ケイクの「Harps」で取り入れられたシンセの音像を更にドープな方向に深化させており、ポストロックよりかはアンビエントに近い感じがします。

本来、ソロアルバムってのはメインプロジェクトではできないことをする実験の場だと思うし、これはこれで十分アリです。シー&ケイクの次回作の布石としてファンなら聴くか価値があると思います。ジャケの猫ちゃんも可愛いです。

 

 

 

 

 

最高新記憶

最高新記憶

 

 「最高新記憶」bacho 7.0/10.0

 

bachoの凄いところは歌詞の一つ一つが確実に聴きとれるってところ。一字一句を噛みしめるように苦吟するボーカルのスタイルは胸に迫るところがある。

フルアルバムで聴くとちょっと長いかな~、もうちょい曲のバリエーションが欲しいかな~と思ってしまうのですが彼らの切実な姿勢にやられてしまい、どうにも低評価にできないのです。個人的には芸風が被るMy Name Is...くらい展開に富んだ曲を作れるようになれば更に良くなる気がします。