2014ワーストオルタナティブアルバム
「Here and Nowhere Else」 Cloud Nothings
中身はないがライブ感はある!ノーモア技術エニーモアな作品!!
前作の残飯か?あるいは勢いで書き殴ったようトラッシュ感ビンビンなパンクっぽいラフ&ラフな楽曲ばかり!フリンジ化した90年代のポストハードコアを巧みに焼きなおした「Wasted Days」のような曲はないし、かといって「Stay Usless」のようなキッズ向けのアンセムもない。ちょっと過大評価されすぎじゃないかな~?
Cloud Nothingsについては世間の評判に対し、自分自身の技量やメンタルが追いついていない典型的な例だと私は思います。スティーブ・アルビニ録音の下、SlintやHooverを2010年代的に解釈した前作「Attack On Memory」は間違いなく名作ですしディラン・バルディの基礎的なソングライティングの高さは間違いなく天性のものと言えるでしょう。しかし、ここで甘やかしてしまうとピンカートン以降のWeezerになりかねないと私は危惧しているのです。
お金儲けだけではなく、機材や技術について適切な助言を与える大人の存在が彼らには必要なのではないでしょうか?個人的にはアルビニ道場に入門し内弟子になってもらいたいのですが無理ですよねー。
この曲はアルバム内だとかなり良い曲なんですがライブだとこうなってしまう...
チューニングちゃんとしてんのか?
Cloud Nothings perform "Pattern Walks" - Pitchfork Music Festival 2014 - YouTube
「Only Run」Clap Your Hands Say Yeah
以前の記事でも触れてるのですが何をしたいのか一切分からない珍品。
アレックソロ名義の音源のほうがCYHSYっぽいし謎すぎる。メジャーから縁を切られてヤケっぱちになっての最後っ屁のつもりなのでしょうかねー?
クラナシと違いミュージシャンとして完成してるタイプの人だと思うのでこれはマズイ....
バンドじゃない